ラピスラズリの意味・効果・効能

夜空を連想させる深い青色と、
星々の煌めきのような金色のパイライト（黄鉄鉱）が
美しいラピスラズリは［天空の破片］と呼ばています。
遥か昔から人々を魅了してきました。
最古の宝石のひとつに名を連ねる、非常に壮大な歴史を秘めたパワーストーンです。

ラピスラズリは紀元前メソポタミア文明の頃から、
宝飾品や神具などに使用されてきました。
紀元前4千年頃、ユーフラテス河の沿岸にあったとされる代都市ウルではラピスラズリの出土品が多数確認されています。

［エジプト］［ペルシャ］［ギリシャ］［ローマ］など、
古代文明を築いた国々でもラピスラズリは聖なる石とされ珍重されていました。

特に中東では魔法の力を持つ石と考えられていました。
アレキサンダー大王時代にヨーロッパに伝えられ、
スカラベ（太陽神の象徴。生成・創造・再生のシンボル）や
シグネットリング（貴族等の紋章を彫刻した指輪）など、
様々な走力品や神具などに使用されました。

当時は［海の向こうから来た青］を意味する
［ウルトラマリン（群青）］と呼ばれていました。

ラピスラズリという名前は、
ラテン語の［Lapis（石）］と
アラビア語の［Lazward（天・空・青などの意）］
から構成されています。