ムーンストーンの意味・効果・効能

［ムーンストーン］は、
月の光を込めたかのような煌めきを持つパワーストーンです。

ムーンストーンという名前は、
石の角度によって見られる神秘的な光(シラー効果)が、
まるで月の光のようである事に由来します。

この光は月の満ち欠けよって変化すると信じられていました。

ムーンストーンの代表的な産地はスリランカです。
ほぼ透明な石の中に淡いブルーが美しく揺らめきます。

インド産のものは
［ベージュブラウン］
［グリーン］
［オレンジ］
などの色の中に淡い光が見られます。

ムーンストーンの柔らかい光の揺らめきは、
どこか官能的でフェミニンなオーラを感じさせます。
そのためこの宝石は、
100年程前のアールヌーボージュエリーとして高い人気を博しました。

フランスの巨匠［ルネ・ラリック］の細工職人の作品や、
同じ時代に作られた宝飾品にはムーンストーンを用いた作品が多数見られます。

ムーンストーンは、
東西を問わず世界中で神聖な力や魔法の力を秘めた石とされてきました。
例えばインドでは［聖なる石］と呼ばれ、大切にされています。

就寝時に身に付けると美しいビジョン（夢）をもたらす［夢の石］と言われています。
アラブ諸国では豊穣のシンボルとされ、
女性たちが衣服にムーンストーンを縫い付けたり農耕具に付けたりしています。