プレナイトの意味・効果・効能

［プレナイト］は1774年、
アフリカの喜望峰で発見されたパワーストーンです。

当時は、その美しい緑色から［ケープ・エメラルド］という愛称で流通していました。

鉱物的にはゼオライト（沸石）類と一緒に見つかる事から、その一種に分類されます。
地質学的にはゼオライトに先行して生成される珪酸塩鉱物と考えられています。

プレナイトの結晶は、圧力やひっかき傷に対して強い耐性を持ちます。
それは結晶が形成されたのが初期火山活動中ではなく、
その後の二次また三次段階に関係すると考えられています。

プレナイトはアクセサリーに使用するのに適したパワーストーンです。
長く愛用したい時にもオススメです。

発見当初の産地は［南アフリカ］のみでしたが、
現在では
［アメリカ］
［カナダ］
［オーストラリア］
［ドイツ］
［フランス］
［インド］
など世界各地で産出が確認されています。

【鉱物学データ】
結晶構造は斜方晶系。
モース硬度6。
淡い緑色や黄緑色、黄色、淡黄褐色。
結晶は柱状でまれに板状も。樽状結晶が集合してブドウの房状の塊となる。
繊維状組織を持ち、稀にキャッツアイ効果を示すものも見られる。
淡い緑色のものは［スコットランド］［オーストラリア］で、
濃い緑または緑がかった茶色のものは［フランス］で主に産出される。